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chapter4-不安と無音と懐疑心-
chapter4-不安と無音と懐疑心-(非)日常編

モノエル
「ふんぬー」
モノエルは格闘していた。ジャムの瓶が開かず、かれこれ5分程瓶にしがみ付いていた。

モノエル
「うぬぬぬぬぬぬ…ああ、誰か助けてくれましぇんかねぇ。
ほらそこの、事件のせいで髪切り落とした遠雷しゃまとか!

遠雷紬
「…………(無視している)」

モノエル
「世は無常」
いくら力を込めど、小さいモノエルに瓶の蓋は心開かず。
がっくしと肩を落とすモノエルはハサミを取り出す。

紅緑茶
「…ハサミで瓶はあかないと思うが」

モノエル
「ふっふっふ、なめてもらっちゃ困りましゅね。
これはエル達開発のなんでも切れるハサミ、キレスギールでしゅ!」
