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Chapter1-根暗で非リアな彼とシたい!-裁判編①
各自探索を終え、先日同様に裁判場の席へと着く。
あの時より一人欠けた場所には、彼女の代わりに色のない写真が黒いリボンで飾られていた。
誰かが悪趣味だと漏らし、同時に前の裁判とは話が違うのだといやでも自覚する。
モノマミーはどこからもってきたのか、珈琲を片手に椅子に腰かけている。
何かの観劇でもするのかといった振舞いが、この緊張感と相反し違和感は不快感へと変わる。

モノマミー
「更生のためには必要な犠牲がある。ロー君はそれだったんだよ。
クズは更生できるクズと更生の為の踏み台のクズに分けられるからね」

モノマミー
「まずは事件の概要から説明しよう。」

モノマミー
「死亡者は超高校級のローアングラー、ロー。
死体発見現場は【ローの部屋】、発見時刻は【昼の12時】。
死体を発見したのは立板清水君だ」

モノマミー
「事件当時の他の皆の行動は…いちいち確認しあってたら時間がかかるからね、
ぱぱっとこっちでまとめさせてもらったよ」

モノマミー
「木乃伊吹君は【女湯】で入浴中だね、一人でよかったよ本当に」

木乃伊吹
「誰か入ってきても良かったのにね」

モノマミー
「捌目密目君、月蔵値君、篝御世君、鴉羽虹輝君は【体育館】で遊んでいて…
途中で月蔵君が体調を崩したけど、仲良くやってたようでなにより」

篝御世
「遊んでいたような気がするね」
