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Chapter1-根暗で非リアな彼とシたい!-裁判編②

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篝蛍狐

「……でも、気になるもんもあるわな」

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木乃伊吹

「ヤマネっちー、その怪我っていつできたの?

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宇都病音

「…引っ掻き傷なんていつの間にできてたっけぇ?

 んー、覚えてないやぁ。どっかでころんだのかも。

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捌目密目

「寝てる間にでも引っ掛けたか、或いは……」

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金鉛銀華

「おやおや……」

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木乃伊吹

「ヤマネっちさー、多分ローちゃんに会ってるよね?

 ほら、ローちゃんの指に残ってたじゃん、アレが」

指に絡みついた髪の毛

指に紫色の長い髪の毛が絡みついている。

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宇都病音

「…知らない」

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篝蛍狐

「……知らん、で済まされへん状況よ」

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西表東裏

「紫の髪なんてそうそういないしな」

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広沖・芥子・マルシャ

「物珍しきです。…悪い人です?」

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宇都病音

「知らないもん、ローちゃんに会ってないもん…

 ねぼけてたら覚えてないよ…ほんとだもん!」

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梅藤紅謜

「ま、ま、待てよ…そ、んなわけ…ね、ねえだろ…?」

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檻川喪中

「あれれ〜?本当なのかな…?」

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一条貴咲

「………知らない…覚えていない、と。

 日ごろの言動を見るに、こいつは本当に寝ぼけている間のことを

 覚えていないらしい。

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捌目密目

「知らないの一点張りじゃ困るんだよね……

 どうしてもって言うなら証拠とかさ、出せないわけ?」

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月蔵値

「病音ちゃんに限ってそんな、そんなさあ……」

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金鉛銀華

「おやおや……」

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木乃伊吹

「ヤマネっち夢遊病ー?でもー、ひっかき傷が同じ時間帯にできてるって

 偶然とは思えないじゃん?」

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宇都病音

「あ、あたし怪我よくするから…

 知らないったら知らない…!あたしじゃないもん…」

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篝蛍狐

「……あんたがなんか、関係しとる可能性があるっちゅう話やわ」

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立板清水

「まあまあ落ち着いてって~、殺したとまでは言ってないし~。

 まあ接触があったのは確実だとおれは思うけどさ?」

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西表東裏

「……宇都本人が覚えがないなら、他の奴は擁護、

  もしくは追求できるような何か知ってたりしないの」

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梅藤紅謜

「だ、だって、お、おい!待てよ…待てよ!そ、そんな、そんなこと…」

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マミーズ

けが人】だからって言い訳にならないよ。

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マミーズ

大人しい顔して被害者の【首を無理矢理絞めた】んだね…

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マミーズ

被害者の爪痕はきっと【争った時についた】んだよ

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マミーズ

大人しい顔して被害者の【首を無理矢理絞めた】んだね…

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広沖・芥子・マルシャ

「ちょっと待ったです。ローさん首を絞められてるです。

 争って怪我したなら捻挫してる手でどうやって首、絞めるです?

怪我の詳細

一気に立ち上がったことによる貧血、手首の捻挫とひっかき傷、

作業中に負った火傷。

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宇都病音

「そ、そうだよ…この手首じゃ、首なんて絞められないよ!

 痛いもん…ローちゃん背も高いし…」

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広沖・芥子・マルシャ

「まくらさんは嫌いではないです。冤罪は悪いことです。

 もしも冤罪ならわしは助けたいです」

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捌目密目

「大丈夫?ちゃんと薬キメてる?」

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篝蛍狐

「……ちゃんと薬キメるて何?」

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西表東裏

「………お前まともなこと言えたんだな」

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金鉛銀華

「気の所為かもしれませんが、宇都さんと話していると時々、

 雰囲気が変わる時があるような……。本当にねぼすけが才能なのかも

 怪しむべきかもしれませんね?」

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鴉羽虹輝

「雰囲気が変わる!それ僕も感じたことある。

 気の所為じゃなかったのかも…?」

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西表東裏

「へぇ……夢遊病か、多重人格とかそんなのか?」

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宇都病音

「ふぇ…?あたし、寝ぼけてるときそんな違うの…?」

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檻川喪中

「夢遊病?多重人格?え〜こわ〜い」

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梅藤紅謜

「ね、寝ぼけてる時、そ、そんな違うのか……?」

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立板清水

「ま、寝ぼけて変なことするのは仕方ないけどさ~?

 寝ぼけた状態で人殺せるかな~?」

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篝蛍狐

「…でも…………そうやね、難しか」

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木乃伊吹

「そんならヤマネっちが殺してる線は薄いってわかったねー。

 じゃあ、なんで争ったん?」

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モノマミー

「今までも宇都さんを起こしてきた人はいただろう?

 でも宇都さんはふつーに起きてたんだから、起こそうとするくらいで

 暴れるわけないよね」

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モノマミー

「ましてや、今回最も事件を起こしそうなのってロー君だよねぇ?

 だって記憶がまるごとないんだもの」

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モノマミー

「そんな彼女が、寝ている彼女と乱闘になる理由なんて

​ 1つしかないと思うけどなぁ」

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木乃伊吹

「それってつまりさぁー…ローちゃんがヤマネっちを殺そうとした

​ って言いたいの?

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モノマミー

「寝ている女の子を狙うなんて、中々にしたたかだよねロー君も。

 まぁ返り討ちにあってちゃ意味ないけどさ!」

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立板清水

「全員外に出たいって動機はあるだろうけど、それに加えて

 記憶うんぬんってのはな~どっちが行動起こしそうかってと…まあ…」

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檻川喪中

「あはは!アグレッシブ〜♪まともな人だと思ってたけど殺

 意バリバリだったんだ〜!」

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捌目密目

「ローサンには動機があるからね。まあ、僕が彼女の立場だったとしても

 殺しやすそうな人を選ぶかな」

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篝蛍狐

「条件反射的に反撃した、みたいな感じ?」

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宇都病音

「あ、あたしを殺そうと…?ローちゃんが…?」

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春暁院優一郎

「…ふふ、恐ろしいですね」

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捌目密目

「寝てて動かない小柄な人物、なんていかにも殺しやすさNo.1!

 って感じだよねぇ」

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梅藤紅謜

「ち、痴女が殺そうとしたのなら、

 せ、セートーボーエイに何じゃねえのか!?」

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篝蛍狐

「……そうやね、正当防衛やわ」

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広沖・芥子・マルシャ

「問題は犯人です。悪い人は誰です?」

月蔵値

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「あんま大声で言いたいことじゃないんだけど、ローちゃんのその…

 …体内に、男性の分泌液があったよね。

 つまり彼女は…男の子に襲われた、ってことだ。

 ならなおさら病音ちゃんは犯人じゃないよね?」

暴行の跡

被害者の性器内から男性の分泌液が検出された

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捌目密目

「精液、でしょ?はっきり言ったら良いのになぁもう」

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檻川喪中

「中々にひどいよね、犯人絶対性癖異常者だよぉ…」

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広沖・芥子・マルシャ

「悪い人です。悪い人です。」

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鴉羽虹輝

「はァ………胸糞悪。」

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金鉛銀華

「((笑顔が引き攣っている))」

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篝蛍狐

「……気色悪いわ、ほんま」

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春暁院優一郎

「なんて最低な行いなんでしょう」

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一条貴咲

「…最悪だな」

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梅藤紅謜

「セッ…て、そ、それって、それってれ、れ、レレレ!」

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篝御世

「若い男女が1つ屋根の下。何も起こらないわけがなく…ぷくくく…」

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宇都病音

「つまりレイプされた上に殺されたってことでしょ」

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梅藤紅謜

「う、宇都……そ、そんなハッキリ言うなよ……」

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捌目密目

「というか僕達は強姦魔と一緒に生活してた訳?普通に嫌だね」

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篝御世

「殺人はOKでも強姦はアウトなの?独特な価値観だねぇ」

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西表東裏

「こんな状況で良く興奮できるよな……俺なら無理。

 そんな下半身に脳味噌やって生きてないんで」

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金鉛銀華

「足元から蛆が這い登ってくるかのような嫌悪感を覚えますね」

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宇都病音

「そもそも指に絡み付いた髪ってほんとに私のものかしら?

 あくまで【長い紫の髪】でしょう」

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宇都病音

「誰か他にいるんじゃないの?紫色の、長い髪の、男が」

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一条貴咲

「…紫髪の男……?」

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立板清水

「おおっとお?長い髪の男?誰だ~?」

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檻川喪中

「………長い髪の男」

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木乃伊吹

「ヤマネっちの髪じゃない紫の髪、ねぇ」

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立板清水

「あれ?めちゃめちゃ視線感じちゃうな!」

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梅藤紅謜

「し、白々しいなコイツ」

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刺殴毒焼

「あわー」

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広沖・芥子・マルシャ

「悪い人です?みるきぃさん」

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宇都病音

「…だそうよ、立板清水」

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丹國糸緒

「切り落としたいですね〜」

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西表東裏

「……本当に雰囲気変わってんな

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篝蛍狐

「だいぶ違う」

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木乃伊吹

「結構雰囲気変わってるぜヤマネっち」

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宇都病音

「寝不足だからね、きっと。寝不足だとテンションハイになるでしょ」

Chapter 1   ①   ②   ③   ④ 

*この企画はダ/ン/ガ/ン/ロ/ン/パシリーズの二次創作Twitter企画です。
 原作とは一切関係ありません。

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